こんばんは、桜の宮さらです。
今回も【わたしのセクシャル世界観】をお伝えしていきます。
彼と同棲して3年目、大学院も2年目でした。
キュン♥という恋する気持ちは相変わらずなかったけど、
・レストランでメニューを選べば完全に一致するし、
・笑いのツボが同じでずっと笑っていられるし、
・愛されている自信も持てたし、
・自分の好きなことで会社を経営してて尊敬できたし、
・社会の色々を知ってるから一緒に探検できたし、
・性的にもすごく探求心があるし、
・わてくしのぶっとび行動も面白がってくれるし、
・向こうもぶっとびなので
互いに「相手が自分の男版(女版)」だと思ったし、
・一緒に釣りするどころか船の免許取って船くれるし、
一緒にいることが面白くて、自然な日々だったんですね。
それゆえに結婚を考えたのは自然なことでした。
しかし、結婚を考えてから、互いにわがままになったんです。
・・倦怠期ですね。
今までといえば
・思い立って東京から和歌山までドライブしたり、
・全国でホテル暮らししたり、
・一日3食ステーキを食べたり、
・高価なジュエリーを沢山くれたり、
・ちょっと危ない場所に行ってみたり、
という派手な日々だったので、結婚という現実を見据えて、ちゃんと同棲するようになったら、互いのダメな部分が見えてきたのです。
彼が掃除しなくてイライラしたり、わてくしの元カレの話で嫌味を言われたり、今までなかった些細なケンカが増えました。
「長く一緒にいれば来るものだ」と思っていましたが、楽しい関係に戻ってはまたケンカする、ということを繰り返していました。
ある夏の日、わてくしギックリ腰みたいになって、1週間動けなくなったんです。
夏休みだったので学校の授業はなかったのですが、家で寝ていることに。
ベッドはロフトの2階にあり、冷房を入れたり食事トイレなどはすべて、階段を下りて1階に行かなければいけません。
しかし、ギックリ腰なので、30センチの移動に30分かかります。
夏なので汗だくです(^_^;
最初は彼も心配して、おかゆやらゼリーやら買って来てくれて、不安が和らぎました。
しかし3日目になったら、
帰宅が夜おそーーーーーーい( ゚Д゚)
仕事が忙しいのかなと思いましたが
4日目も
帰宅が夜おそーーーーーーーーい( ゚Д゚)
5日目も
帰宅が夜おそーーーーーーーーーーい( ゚Д゚)
彼の仕事ってね、商談とか入ってない限り、パソコンがあればわりとどこにいても自由にできるんですよ。
スウェーデンに行く前も同棲してからも、何も連絡せず、こんなに遅くなることはなかったの。
わてくし一日中動けないし、用事があれば腰痛ピキーーーン!!
ってなりながら、汗だくで階段を上り下りしているから、心細くて仕方なかったのに。
水を飲みに行くのに時間がかかって、脱水症状みたいになりながら必死で水を飲んでいたのに。
んで
6日目もやっぱり
帰宅夜おそーーーーーーーーーーい( ゚Д゚)
この時ピンと来たのです!
「こやつ、わざと遅く帰って来てるなムカムカ」と。
「早く帰ってきてもわてくしが動けないから、車に乗れないし、一緒に遊べないし、セックスもできないし、つまらないからに違いない」と。
それを彼に言ったけど、ハハハと笑ってちゃんと返事をくれなかったの。
で、7日目もやっぱり
帰宅が超遅かった。
わてくしはそこで
「昨日答えなかったのはごまかしだったんだ。やっぱりカンは当たったんだ。
彼はわてくしが使えなくなったらそうやって放置するんだ。
だったら老後、私はこの人に殺される、、」
って思ったんです。
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この考えは合っていたかもしれないし、間違いだったかもしれない。
と、今なら思える。
彼が笑って答えなかったのって、わてくしが言ったことがありえなさ過ぎて笑っていたのかも★
帰宅時間が遅かったのも、わてくしと一緒に過ごしすぎて遅れた分を挽回してたのかも★
結婚のために、さらに収益を上げるべく頑張っていたのかも★
そういう可能性も、今なら考えられます。
でも、当時は
「灼熱の中で苦痛だったのに、放置された恐怖」
でいっぱいでした。
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その後、徐々に回復して、普通に動けるようになりました。
週に1回、実家に帰っていたので、実家に帰ると、、
母が、「あなた最近ひどい顔してるわよ」と言いました。
普段なにも言わないのに、ちょっとおかしいと指摘してくるのが母でした。母って偉大です、、。
実家を出て同棲していたから「家の世話にはならない」と強気でいたわてくしでしたが母のひとことで涙が止まらなくなりました。
母は愛情がある人でしたが、わてくしが欲しい時にほしい形で、愛や助けをくれたことはあまりありませんでした(なんかちょっとずれてたり足りなかったり)。
この母の指摘は、わてくしが欲しい時に欲しい助けをくれた体験だったんです。
気持ちを分かってくれるだけで救われた。
今までの事情を話すと、母は言いました。
「今すぐ車で出かけるわよ!」